水素水とは 効果はあるのか【消費者庁・国民生活センターの内容を紹介】
たまに、水素には効果がないという声を目にします。
効果がないと言われる理由として、
消費者庁が水素水や水素サプリを販売する企業3社に対して、『商品から水素自体が検出されないなどで、再発防止策を求める措置命令を出し、消費者に注意を呼びかけた』
ことが、1つの原因となっているようです。
国民生活センターも同様に注意喚起をしています。
これをきっかけに「効果がない」「ただの水」と言った大きなマイナスイメージを持たれる原因になってしまいました。
消費者庁・国民生活センターが呼びかけた注意喚起
それでは、消費者庁と国民生活センターが呼びかけた注意喚起とは、どういったものだったのか、内容を見ていきましょう。
2017年3月に消費者庁が呼びかけた水素水などの商品に関
する注意喚起について、詳しい内容は、下記のようなことが記載されていたメーカーに対してでした。
「水素水飲んで1年で25キロ痩せた」
「炎症を抑える効果で肩こりが軽減した」
などの不当な文言の広告をウェブ上に載せていたが、実際の実証データがなかったことで、メーカー3社(「マハロ」「メロディアンハーモニーファイン」「千代田区薬品工業」)は処分を受けています。
飲料や食品は、健康効果をうたうことを医薬品医療機器法などで禁じられていますが、その法律を破ったことが原因のようです。
「痒(かゆ)い部分に水素水をつけて」
「最先端のアンチエイジング」←必ず若返る言い方
などの、しっかり測定せずに効果が実証されないのにも関わらず掲載したり、必ず効果がある!と言い切った、違法な表示がされていたことが原因です。(「期待ができる」と言う書き方なら良いなど、基準があります)
また、記載されていた水素濃度よりも低い濃度の商品もあったことも原因とされています。
「誇大広告」や「本来違法とされる表記の方法」をとっていたことが、注意喚起の要因に
「誇大広告」や「本来違法とされる表記の方法」をとっていたことが、注意喚起の要因になったことが分かりました。
健康効果をうたった事業者に表示の改善を求めており、今は不当な表示はされていないと思いますが、当時はそういった広告をしていたことは事実であり、「意味がない」「怪しい」と水素の関連商品への不信感につながってしまいました。
こういった誤った表記の仕方などをしていると、結果として、「嘘をつかれた」と詐欺のようなイメージを持たれてしまいます。
正しく営業をしている会社も影響を受けてしまいますので、物を販売する会社は、法律をしっかり守るよう気を付けてほしいところですね。
水素水 効果はあるのか
それでは、水素水や水素アプリなどは、実際に効果はあるのでしょうか。
主に、下記のような効果が期待できます。
- 腸内環境を整え、さまざまな病気の元を防ぐ
- 免疫力が上がり、風邪がひきにくくなる
- 血液がサラサラになる
- 代謝が活発になるため、ダイエット効果がある
- 高血圧や花粉症、糖尿病、アトピーなどの症状の改善
- お肌の土台であるコラーゲンを活性化させるなどの美容効果がある
他にも書ききれないほどの効果が期待できます。
たくさんのメリットがある理由は、【水素分子に、様々な病気や老化、生活習慣病の原因となる「活性酸素」を除去する働きがある】ためです。
悪玉活性酸素が除去されると、多くの不調が改善され、健康面や美容面でたくさんのいい効果が期待できますが、表示方法に規制が入っているため、多くの良い効果の内容を記載したくてもできない歯がゆさもあります。
さいごに
水素水自体は良い効果を発揮してくれるものの、メーカーの違反などにより信頼を落としていたことがありました。
水素水のメリットについては、詳しく他の記事でご紹介する予定ですので、気になる方は見てみてください^^